「生理前になるとイライラして涙が出る」「下腹部の痛みで仕事に集中できない」「頭痛やむくみがつらい」――20代の女性から、こうしたお声をよくいただきます。我慢して鎮痛剤でしのいでいる方も多いのではないでしょうか。生理痛やPMS(月経前症候群)は“体質だから仕方ない”と諦めがちですが、東洋医学では身体が発している大切なサインと捉えます。今回は、20代女性に多い生理痛・PMSと鍼灸との関わりについて、やさしくお伝えします。
20代女性に増える生理痛・PMS、東洋医学から見たその原因

20代は、就職・転職・結婚・引っ越しなど、ライフイベントが重なりやすい時期。新しい環境でのストレスや不規則な生活、冷え、ダイエットなどが積み重なり、ホルモンバランスや自律神経が乱れやすくなります。その結果、生理前のイライラ・落ち込み・むくみ・乳房の張り、生理中の下腹部痛・腰痛・頭痛など、さまざまな不調が現れます。
東洋医学では、女性の月経は「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りと深く関わると考えます。なかでも生理痛・PMSは、ストレスで気の巡りが滞る「気滞(きたい)」、血の巡りが悪くなる「瘀血(おけつ)」、冷えによる「寒凝(かんぎょう)」が関係しやすいとされます。たとえば、生理前のイライラや張り感は気滞、レバー状の塊や刺すような痛みは瘀血、温めると楽になる痛みは冷えのサイン。同じ「生理痛」でも背景は人それぞれです。
また、「未病治(みびょうち)」――病気になる前に整える、という考え方を大切にする東洋医学では、毎月の月経こそ体質を見直すチャンスと捉えます。鎮痛剤で痛みを抑えるだけでなく、根本にある“巡りの乱れ”にアプローチしていくことが大切です。
鍼灸で「気・血・水」の巡りを整え、月経周期に寄り添うケアを

鍼灸では、お一人おひとりの体質と月経周期に合わせて、巡りを整えるツボを選んでいきます。女性の不調によく使われるのが、足の内くるぶしの上にある三陰交(さんいんこう)。婦人科系のトラブル全般に用いられる代表的なツボで、お灸でじんわり温めると下腹部の冷えが和らぎやすいといわれます。また、おへその下にある関元(かんげん)は、体の芯から温めるのに役立つツボ。手の合谷(ごうこく)は、頭痛やイライラなど気の滞りによる不調のケアに用いられます。
さらに、生理痛・PMSは自律神経の乱れとも深く結びついています。鍼やお灸で身体の緊張をゆるめることで、交感神経の高ぶりが落ち着き、眠りや気分の波もサポートされることが期待できます。当院では、鍼・お灸・整体を組み合わせたオーダーメイド施術で、骨盤まわりの巡りや姿勢のバランスにもアプローチ。デスクワークによる冷えや骨盤の歪みは、生理痛を強めやすい要因のひとつです。
院長自身も、過去に自律神経失調症や不眠に悩み、鍼灸で体調を整えてきた経験があります。だからこそ、「我慢するしかない」と思っている方の気持ちに寄り添いながら、月経周期に合わせたケアをご提案できればと考えています。完全個室・完全予約制ですので、デリケートなお悩みも安心してご相談ください。
この記事を書いた人

成谷茂樹(なりや しげき)
はり師・きゅう師・柔道整復師(いずれも国家資格)
はり処 悠禅 院長。自身も自律神経の乱れと不眠を鍼灸で改善した経験から、お一人おひとりに寄り添うオーダーメイド施術を行っています。
まとめ
20代女性の生理痛・PMSは、ストレス・冷え・生活リズムの乱れによる「気・血・水」の滞りと、自律神経の乱れが関係していることが少なくありません。鍼灸でやさしく巡りを整えることで、毎月のつらさを和らげるサポートが期待できます。我慢せず、未病のうちにケアしていきましょう。
高円寺駅徒歩1分・22時まで営業・完全個室の鍼灸院「はり処 悠禅」では、20代女性の生理痛・PMSのご相談も多くいただいております。お仕事帰りにも通いやすい環境で、あなたの体質に合わせたオーダーメイド施術をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。
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