「またこの頭痛か…」と、痛み止めでなんとかやり過ごしている方は少なくありません。日本では多くの人が慢性的な頭痛に悩んでいると言われています。
実は、頭痛の中には日々のちょっとしたケアで予防できるタイプもあります。このページでは、頭痛にお悩みの方に向けて、はり処悠禅がおすすめするセルフケアをご紹介します。まずはご自分の頭痛のタイプを知るところから始めてみましょう。
まずは頭痛のタイプを知る

くり返す頭痛は、大きく分けて3つのタイプがあります。タイプによって「やった方がいいこと」が正反対になることもあるので、見分けがとても大切です。
① 緊張型頭痛(いちばん多い)
後頭部から首すじにかけて、頭全体が「締めつけられる」ように重く痛むタイプ。デスクワークや長時間のスマホ、ストレスによる筋肉の緊張が主な原因です。温めると楽になるのが特徴です。
② 肩こり性の頭痛
緊張型と近いのですが、首・肩のこりが引き金になって起こる頭痛です。肩がガチガチになると、後頭部の血流が悪くなり頭痛につながります。肩こりのケアが、そのまま頭痛の予防になります。
③ 片頭痛(へんずつう)
こめかみのあたりがズキンズキンと脈打つように痛むタイプ。光や音に敏感になったり、吐き気を伴うこともあります。こちらは緊張型と逆で、温めるとかえって悪化し、暗く静かな場所で冷やして安静にするのが基本です。
※「温めていいのか、冷やすべきか」で迷ったら、自己判断せず一度ご相談ください。
今日からできるセルフケア4つ
ここでは、もっとも多い「緊張型・肩こり性の頭痛」の予防に役立つケアをご紹介します。
【成谷院長による解説動画 ※動画決まり次第差し込み】
1. 首・肩・後頭部を温める
緊張型・肩こり性の頭痛には「温め」がとても効果的です。蒸しタオル(濡らしたタオルを電子レンジで30秒〜1分)を、首の付け根から後頭部にあてて、じんわり温めてみてください。お風呂で湯船に10〜15分浸かるのもおすすめです。
※ズキンズキンと脈打つ片頭痛のときは温めないでくださいね。
2. 目を休ませる
目の疲れは、後頭部や首の緊張に直結し、頭痛の引き金になります。
- 1時間に1回は画面から目を離し、遠くをぼんやり見る
- ホットアイマスクや蒸しタオルで目元を温める
- 寝る前のスマホは短めに
3. 姿勢をリセットする
うつむき姿勢が続くと、頭の重みを首と肩で支え続けることになり、頭痛につながります。1日に何度か、次の「壁立ちチェック」で姿勢をリセットしましょう。
- かかと・お尻・背中・後頭部を壁につけて立つ
- 後頭部が壁から離れてしまう人は、首が前に出ているサイン
- あごを軽く引いて、後頭部を壁に近づけるよう意識する
4. 水分・睡眠・カフェインを整える
意外な頭痛の原因が、脱水・寝不足・カフェインの摂りすぎです。
- こまめに水分をとる(一気にではなく少しずつ)
- 睡眠は「寝すぎ」も頭痛の原因に。毎日同じリズムを意識
- コーヒーやエナジードリンクの飲みすぎに注意
避けたい習慣
- 市販の痛み止めを毎日のように飲み続ける(かえって頭痛が悪化することがあります)
- 長時間のスマホ・うつむき姿勢
- 水分不足・食事を抜く
特に痛み止めの連用には注意が必要です。週に何度も手放せない状態が続く場合は、一度ご相談ください。
こんな頭痛はすぐに受診を
次のような頭痛は、これまで経験したことのない危険なサインの可能性があります。すぐに医療機関(脳神経外科など)を受診してください。
- 突然、ハンマーで殴られたような激しい頭痛
- 手足のしびれ・ろれつが回らない・力が入らない
- 高熱や、首が硬くて曲げられないのを伴う
- 頭痛がだんだんひどくなっていく
おわりに
くり返す頭痛の多くは、首・肩の緊張や日々の習慣と深く関わっています。痛み止めでその場をしのぐだけでなく、原因にアプローチすることで、頭痛に悩まされにくい身体をつくっていけます。
今日ご紹介したケアの中から、まずはひとつ、試してみてください。「最近、頭痛の回数が減ったかも」と感じていただけたら嬉しいです。気になることがあれば、いつでもLINEからご相談くださいね🌿
次回のご予約・ご相談
お身体のことで気になることがあれば、どちらからでもお気軽にどうぞ。
はり処悠禅


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