「涼しくなって走りやすくなった!」と、ランニングやフットサル、草野球の練習量を一気に増やしていませんか。秋冬のマラソン大会や試合に向けて走り込むほど、ふくらはぎや太ももの張りが翌日に残り、「休んでも抜けない」と感じ始める方が増えるのがこの時期です。その張りは、体からの小さなサインかもしれません。本記事では、高円寺の鍼灸院「はり処 悠禅」が、ケガを防ぐコンディショニングとスポーツ鍼灸の活用法をわかりやすく解説します。
練習量の急増で筋肉の張りが抜けない理由と「未病」のサイン

秋は気温が下がって走りやすくなる一方、夏の暑さで消耗した体のまま急に練習量を増やすと、筋肉の回復が追いつかなくなりがちです。特にランニングやフットサルでは、着地や切り返しのたびにふくらはぎや太ももの前後の筋肉が繰り返し引き伸ばされ、小さな負担が少しずつ蓄積していきます。筋肉の張りが抜けない状態を放置すると柔軟性が落ち、肉離れやシンスプリント、アキレス腱まわりのトラブルにつながるリスクが高まると考えられています。
東洋医学には「未病(みびょう)」という考え方があります。はっきりしたケガや痛みになる前の「なんとなく重い」「張りが残る」段階こそ、体を整えておくべきタイミングとされます。また東洋医学では「肝は筋(すじ)を主る」といい、筋肉のしなやかさは「肝」の働きと血(けつ)の巡りに支えられていると捉えます。寝不足や疲労の蓄積で巡りが滞ると、筋肉に栄養が行き届きにくくなり、張りや足のつりやすさとして現れやすくなります。「まだ走れるから大丈夫」ではなく、張りを体からのサインとして受け止めることが、ケガを防ぐ第一歩です。
マラソン準備に役立つセルフコンディショニングとツボ

マラソン大会への準備や試合に向けたコンディショニングの基本は、「急に増やさない」「しっかり回復させる」の2つです。練習量は週ごとに少しずつ段階的に増やし、練習前は関節を大きく動かす動的ストレッチ、練習後は軽いジョグと静的ストレッチでクールダウンを行いましょう。こまめな水分補給と十分な睡眠も、筋肉の回復を支える大切な要素です。
あわせて取り入れたいのが、東洋医学のツボを使ったセルフケアです。ふくらはぎの中央、かかとから上になぞって筋肉の膨らみが分かれるくぼみにある「承山(しょうざん)」は、足の裏側を通る「膀胱経(ぼうこうけい)」という経絡上のツボで、ふくらはぎの張りのケアによく用いられます。膝のお皿の外側下から指4本分下がった「足三里(あしさんり)」は、疲れた脚全体のケアに使われる代表的なツボです。また膝の外側、骨の出っ張りのすぐ下にある「陽陵泉(ようりょうせん)」は「筋会(きんえ)」とも呼ばれ、筋肉の働きと関わりが深いとされています。入浴後など体が温まったタイミングで、気持ちよいと感じる程度の強さで5秒ほどゆっくり押す、を数回繰り返してみてください。強く押しすぎず、痛みが強い場合は無理をしないことが大切です。
はり処 悠禅のスポーツ鍼灸でできること
セルフケアで届きにくいのが、筋肉の奥にある深層部のこわばりです。スポーツ鍼灸では、細い鍼で張りの気になる部分や関連するツボにアプローチし、筋肉のゆるみや血流のサポートが期待できます。太もも裏からふくらはぎを通る「膀胱経」、脚の外側を通る「胆経(たんけい)」など、経絡のつながりをふまえて全身をみていくのが東洋医学ならではの視点です。お灸で温めて巡りを促したり、整体で骨盤・股関節・足首の動きや左右差を整えたりと、鍼×お灸×整体をその日の状態に合わせて組み合わせます。院長は柔道整復師の国家資格も持ち、体の使い方やバランスの面からもご相談に応じています。
また、ハードな練習の後は交感神経が高ぶったままになり、眠りが浅くなる方も少なくありません。鍼灸は自律神経を整えるサポートとしても用いられ、リラックスした状態へ導くことで回復しやすい体づくりを後押しします。院長自身も、かつて不眠に悩み鍼灸で体調を整えた経験から、睡眠の質がコンディションの土台になることを実感しています。大会直前は刺激量を控えめにするのがおすすめなので、本番の1〜2週間前までに定期的なケアを取り入れておくと安心です。
この記事を書いた人

成谷茂樹(なりや しげき)
はり師・きゅう師・柔道整復師(いずれも国家資格)
はり処 悠禅 院長。自身も自律神経の乱れと不眠を鍼灸で改善した経験から、お一人おひとりに寄り添うオーダーメイド施術を行っています。
まとめ
秋の急な練習量アップは、筋肉の張りが抜けにくくなる原因に。張りは「未病」のサインと捉え、段階的な練習計画と回復、承山・足三里・陽陵泉などのツボケアを習慣にしましょう。セルフケアで届かない部分は、スポーツ鍼灸で整えるのも一つの選択肢です。
「大会までにコンディションを整えたい」「張りがなかなか抜けない」という方は、高円寺の鍼灸院「はり処 悠禅」へ。高円寺駅徒歩1分、22時まで営業なので練習や仕事帰りにも立ち寄りやすく、完全個室・完全予約制で落ち着いて施術を受けていただけます。鍼が初めての方、高円寺で整体をお探しの方も、まずはお気軽にご相談ください。



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