10月に入り、朝晩の空気がひんやりと乾いてきました。ふと鏡を見たとき、フェイスラインのもたつきや口元のたるみ、左右の頬の高さの違いが以前より気になる…そんな50代の女性は少なくありません。夏に浴びた紫外線の疲れ、秋の乾燥、そして無意識の食いしばりや片側噛みのクセ。いくつもの要因が重なるこの季節は、お顔の土台を見直す良いタイミングです。今回は高円寺の鍼灸院「はり処 悠禅」が、表情筋をゆるめて整える美容鍼の考え方をご紹介します。
秋の乾燥とたるみ、東洋医学では「肺」と「うるおい」のサイン

東洋医学では、秋は「肺(はい)」の季節とされています。ここでいう肺は呼吸器だけでなく、体の表面を守り、うるおいを全身に行き渡らせる働き全体を指します。古くから「肺は皮毛(ひもう)を主る」といわれ、肌のハリやうるおいと深く関わると考えられてきました。
秋の乾いた空気は「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれ、肺の働きを消耗させやすいとされます。さらに、夏の暑さや紫外線で使い果たした「気(エネルギー)」や「陰(うるおい)」が回復しきらないまま秋を迎えると、肌のかさつきやくすみ、ハリの低下として表れやすくなります。
また50代は、女性ホルモンの変化とともに、東洋医学でいう「腎(じん)」の働きもゆるやかに変化していく時期。顔のたるみは皮膚表面だけの問題ではなく、体全体のうるおいや巡りが少しずつ不足しているサインと捉えることができます。
病気ではないけれど、放っておくと不調に傾いていく状態を東洋医学では「未病(みびょう)」と呼びます。お顔の変化を未病のサインとして受け止め、早めに体の内側から整えていくことが、秋の美容ケアの大切なポイントです。
食いしばり・片側噛みが顔の歪みとフェイスラインに与える影響

フェイスラインのもたつきや顔の歪みには、毎日のクセも大きく関わっています。特に注意したいのが、食いしばりと片側噛みです。
噛むときに働く咬筋(こうきん)や、こめかみにある側頭筋(そくとうきん)は、とても力の強い筋肉です。いつも同じ側で噛んでいると、左右の筋肉の使い方に差が生まれ、頬の張りや口角の高さ、フェイスラインの左右差として表れやすくなります。
食いしばりは、ストレスや緊張で自律神経のうち交感神経が優位になったときに起こりやすいといわれます。パソコン作業中や就寝中など、気づかないうちに歯を噛みしめている方も多いのです。筋肉がこわばると血液やリンパの流れが滞り、むくみ・たるみにつながることもあります。
東洋医学では、顔には「胃経(いけい)」や「大腸経」といった、気血が豊富に流れる経絡が通っています。エラの少し上にある「頬車(きょうしゃ)」、頬骨の下のくぼみにある「下関(げかん)」は、顎まわりの緊張をやわらげるツボとして知られています。日中は「上下の歯を離す」ことを意識し、指の腹でこれらのツボをやさしく円を描くようにほぐしてみてください。
表情筋を「ゆるめて整える」悠禅の美容鍼の考え方
たるみが気になると「引き上げたい」と考えがちですが、はり処 悠禅では、まずこわばった表情筋をゆるめて、本来のバランスに整えることを大切にしています。
髪の毛ほどの細い鍼を使い、咬筋や側頭筋など緊張しやすい筋肉にやさしくアプローチします。筋肉の緊張がほぐれることで血流が促され、すっきりとした印象やフェイスラインのケアが期待できます。また、顔だけでなく首や肩、手の「合谷(ごうこく)」、足の「足三里(あしさんり)」や「三陰交(さんいんこう)」など全身のツボも組み合わせ、内側からの巡りとうるおいをサポートします。
秋の乾燥や冷えが気になる方にはお灸で温めるケアを、首や顎まわりの左右差が気になる方には整体を取り入れるなど、鍼×お灸×整体をオーダーメイドでご提案。院長は柔道整復師の資格も持ち、骨格や筋肉のバランスも確認しながら施術を進めます。
鍼が初めての方にも、痛みへの配慮や鍼の本数・深さの調整を丁寧に行いますので、ご安心ください。感じ方には個人差がありますが、施術後は保湿と水分補給を心がけると、より心地よく過ごしやすくなります。
この記事を書いた人

成谷茂樹(なりや しげき)
はり師・きゅう師・柔道整復師(いずれも国家資格)
はり処 悠禅 院長。自身も自律神経の乱れと不眠を鍼灸で改善した経験から、お一人おひとりに寄り添うオーダーメイド施術を行っています。
まとめ
秋のたるみや顔の歪みは、乾燥による「肺」のうるおい不足と、食いしばり・片側噛みによる表情筋のこわばりが重なって表れやすいもの。顔だけでなく全身の巡りを整え、表情筋をゆるめることが、未病の段階からできる大人の美容ケアです。
まずはお気軽にご相談ください。はり処 悠禅は高円寺駅徒歩1分、夜22時まで営業しているので、お仕事帰りにも通いやすい環境です。完全予約制・完全個室で、周りを気にせずリラックスしてお過ごしいただけます。お子様連れも歓迎しています。高円寺の美容鍼で、秋のフェイスラインケアをお考えの方は、杉並区の鍼灸院「はり処 悠禅」へお問い合わせください。



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